0136、74回春高バレーの高松工芸Vs鎮西の試合がとにかく面白い。

こんにちは。
背が高いさんや、体重が重い体大きいさん達に関する様々なジャンルより話題を１つピックアップし、経験談や感想をブログに書いています「おお・とり」ブログ管理人です。
現在続きもので「人間ドック編」を書いていますが、一旦お休みし、丁度今熱い戦いが繰り広げられています「春高バレー」の話をしたいと思います。
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春高バレーとは、全日本バレーボール高等学校選手権大会の事で1月に開催されています。
私が高校生の時は3月に開催されていて、全国高等学校バレーボール選抜優勝大会と言う名前でした。
当時は、大会が3月開催と言う事で、3年生が出れない大会でした。
それから3年生が出場できる最後の全国大会と言う事と、様々な大人の事情から1月開催に変更したようですね。
なので年末年始は、サッカー、ラグビーとともに、高校生のスポーツの全国大会がテレビで取り上げられるほどの盛り上がりを見せますね。
現在開催中の、2022年74回大会の春高バレー男子がとにかく面白いんです。
今大会で「最高身長」と言うか、ニュースなどでは「歴代の日本男子バレーボール選手の中でも最高身長」とも言われています、身長210cmの高松工芸高校の牧大晃選手に私は注目しています。
最高到達点は、350ｃｍもあります。
バスケのリングの高さが305ｃｍなので、ダンクシュートなんか余裕ですね。
男子バレーの高校生のネットの高さは240ｃｍですから、350ｃｍが最高到達点だとするとネットから110ｃｍ上からスパイクを打ってくるんです。
男子のスパイクはブロックが無いと、怖くて取れません。
物凄いスピードのスパイクが近距離から放たれるんですから。
ちなみにバレーボールのスパイクは時速120～130ｋｍぐらいらしいですね。
ちなみに世界最速は時速135ｋｍぐらいらしいです。
あっ、ダメですよ、メジャーリーガーの大谷投手の時速160ｋｍに比べれば全然遅いじゃないですか、とか言っちゃあ。
18ｍぐらい先のマウンドからの時速160ｋｍと、数メーター先のしかも上から時速120ｋｍのしかも大きいバレーボールが飛んでくるのと。
バレーボールのスパイクは一瞬過ぎて、気が付けば既にぶつかってます。
だから頭で感じるのではなく（一度頭を通すのではなく）、いかに体が瞬間で反応できるかを、普段の練習からやっていないとダメですね。
今大会で牧選手以外に２ｍを超える選手はもう2人。
206ｃｍの選手と200ｃｍの選手がいます。
2ｍ超えはとにかくすごいですね。
私は192ｃｍ有りますが、２ｍを超えてくると表現が変わってくる事を以前のブログで書いています。
どうぞ一度ご覧ください⇒0004、背が高いと言っても身長により印象が変わります
ここからが私の注目する選手と試合の話です。
男子準々決勝で牧選手がいる高松工芸高校と、身長は182ｃｍと高くは無いが、絶対的エース桝本選手率いる鎮西高校。
鎮西はこのチームで2021年8月のインターハイも制しています。
桝本颯真選手の最高到達点は335ｃｍと言うデータが有ります。
私が注目する高松工芸の牧選手は凄いんですわ。
スパイクは勿論威力がありますが、サーブのジャンプサーブ（スパイクサーブ）も威力があるんですよ。
牧選手は「背が高いだけとは言われたくない」とネットで出ていましたが、この試合を見る限り、誰もそんな事思わないですね。
しかし、打つスパイクがとにかく凄く重そうなんですよ。
スパイク打つ音がドスッとか凄い音だし。
そして牧選手はブロックも決めるんです。
高松工芸Vs鎮西の試合がいよいよ始まります。
始まってみると、意外や意外、１セット目は高松工芸高校が大差で取るんです。
もう鎮西の良い所が殆ど見られずに、高松工芸の良い所ばかり目立つ試合。
牧選手にやられっぱなしで、桝本選手の良い所が殆ど見られない。
そもそもニュースで取り上げられるのは、最も身長が高いと言う事で牧選手ばかりだったので、そもそも桝本選手の情報を私は持っていませんでした。
第２セットも中盤までは高松工芸16-13と高松工芸の良い所ばかりが目立つ試合。
このまま2-0で高松工芸だなと思い始めたら、ここから桝本選手が凄いんです。
鎮西が19-18と追いつき、そして逆転するんです。
この辺からは両チームともエースの牧選手と桝本選手へボールを集めるんです。
とにかくこの2人のスパイクの打ち合いですよ。
そしてこの２セット目を取ったのは鎮西でした。
桝本選手は、前でも後ろでもどっちでもスパイクを決めてくるんです。
ジャンプ力有ると、空いているコースを見れるんですよね。
１ｍ級のジャンプ力の選手は空中で止まってますし、とにかくすごいんですよ。
コース見えているから、ブロックの間を抜いたり、ラインギリギリに狙ったり、とにかく凄い。
最終第３セットは鎮西13-8のリードでコートチェンジ。
この辺りから、鎮西が高松工芸の牧選手のスパイクをブロックで止め始める。
決まっていた牧選手のサーブもネットに掛かったり。
疲れてきたかなと言う感じ。
鎮西のリベロが、牧選手の強烈なバックアタックを胸で受け止めて、それを桝本選手がバックアタックで点を取るんですよ。
鎮西21-16、この16点目を高松工芸が取った所の攻防がまた凄い見ごたえ。
是非見てほしいです。
すっごいから。
もうここからは本当に牧選手と桝本選手の打ち合い。
24-19鎮西のマッチポイント。
しかもサーブは鎮西桝本選手のジャンプサーブ。
このサーブの勢いも凄いんですよ。
そのジャンプサーブを受けたのが牧選手。
ちゃんとレシーブでセッターにボールを返すんですよ。
そしてそのまま牧選手がスパイクを打つ。
でもこれでは決めきれず。
ですが、次に牧選手のブロックが出るんです。
おもろ～。
鎮西24-20マッチポイントは変わらず。
そして牧選手のスパイクサーブが決まる。
もうほとんどドラマを見ている見たい。
要所要所で二人のエースに繋がるんです。
24-21となり高松工芸が維持の粘りを見せるんです。
ですが、ここまで粘った高松工芸、力尽き25-21。
2-1の鎮西勝利で終わりました。
ユーチューブのコメントも一杯ありました。
コメントでも両チームに対し絶賛の嵐。
本当に面白い試合だった。
久しぶりに最初から最後までバレーの試合を見ました。
勝った桝本選手と、負けはしましたが牧選手。
この二人のアタッカーはこれからもライバルとして競い合っていく事でしょう。
そしていつの日か全日本の同じユニフォームを着て、世界で戦う姿を楽しみに待ってます。
ほんと面白かった。
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